浅草橋の後、新宿線に乗ってコニカミノルタプラザの写真展、
「地球の夜 ~空と星と文化遺産~」
「星空を世界遺産に~ニュージーランド テカポ展~」
を見に行った。
3つのフロア全て星空で埋め尽くされていた。
写真に付けられたコメントの一つに、「暗いのと黒いのは違う」みたいなことが書いてあって、「たしかに」と思った。
夜の時間は深夜だけじゃない。深夜でも夜空は決して黒幕のように黒くはない。
色も光もあり、夜空が持つトーンがある。
「星空を世界遺産に登録しよう」というテカポの人たちの活動や、
“The World at Night”(TWAN)という国際プロジェクトの“One People, One Sky”(人類はひとつ、空もひとつ)というスローガンのもと、世界各地の名勝や文化遺産を前景とした星景写真に込められた「夜空によって世界がひとつになる」という平和のメッセージ。
こういった活動は初めて知ったけど、プラネタリウムを持つコニカミノルタだからこその展示だなぁと感じた。
そこでふと思い出したのが子供の頃に図鑑が好きで、家にあった宇宙や鳥や虫や魚の図鑑を飽きるほど眺めていたことだった。
それが今、「写真を見るのが好き」という行動の基になっている気がした。