お店の中は天井が高く、個性的な展示ケースに綺麗なアクセサリーが並べられていて、あと、サボテンとサボテンの為の小さくカラフルなガラスの鉢も置いてあった。フロア中央のガラスの台は、湯沢さんを紹介するスペースになっていて、紹介された雑誌のページが開いて置かれていたり、写真をプリントしたポストカードなどの商品が置いてあったりした。フロアの奥の壁際が展示スペースになってはいるものの、写真パネルはそこだけでなく、フロアの壁のあちこちに大小のパネルやポスターが飾られていた。
平日の昼ということもあってか私一人しかお客はいなくて、独り占めでのんびりと写真を満喫。
白熊の写真は、実は先日に図書館にあった「BONES」を見て野毛山動物園のものではないことを確認していた。けれど、パルコとミッドタウンで見ているので、なんだかやっぱり再会の気分。このホッキョクグマの頭蓋の写真は、骨の写真達の中でもリーダーみたいな雰囲気がある、と思う。
カモノハシは生きているのを見てもなんだかユーモラスなのに、骨になってもそのユーモラスな表情が変わらないことが、なんだか可笑しかった。
それにしても私はどうも鳥の骨が気に入りらしく、今回お気に入りの1枚はコンドル。そして、フラミンゴのクリアファイルも買っちゃったり。
ジィオデシックにはちょっとしたカフェスペースもあって、自分一人なのをいいことにアイスレモネードを注文して、椅子に座って冷たいレモネードをのんびり飲みながら、しばらく「ぼんやり」と写真を眺めていた。レモネードはハチミツの香りで美味しかった♪添えられていた2粒のキューブクッキーも♪
とはいえ、写真を見に行ったのに、周りにある綺麗なヒカリモノの方に目がいってしまう~。
ジィオデシックのデザインは動植物などの自然物や物語のモチーフのものが多く、シンプルなものからゴージャスなものまで色々。しかも、とても小さな貴金属の粒が精巧なモチーフに加工してあったりする。こんな細工は絶対に大変な作業だ。そしてジィオデシックの商品は基本的に注文を受けてから製作するらしい。普段からあまりアクセサリーは着けないんだけど、実は嫌いじゃないんだ。こういうモチーフはむしろ、かなり好き。
でも、さんざん丁寧な説明をして頂いたにもかかわらず、蔦のうねって巻いた形のシンプルなリングに心惹かれたにもかかわらず、目の保養で終了。ごめんなさい。
そうそう、親切なお店の方には、湯沢さんが撮ったビジューの写真も見せて頂いた。白黒なのに(だから?)際立って見える輝きや、透明な石の質感とか、すごいなぁと思った。綺麗だったー。
贅沢な時間を、ありがとうございました。
7月2日(金)~
湯沢英治・写真展*「REAL BONES」
中目黒・メゾン*ジィオデシック1F「ブティック*ジィオデシック」
湯沢英治Official Site http://www.eiji-yuzawa.com/
ジィオデシック http://www.geodesique.co.jp/j-top-new.htm