2010年9月4日土曜日

三軒茶屋散歩

三軒茶屋駅出て、線路沿いに昭和女子大を通り過ぎて三宿通り、下馬の交差点を曲がっていって明薬通り、世田谷郵便局のとこを曲がって線路沿いに歩いて三軒茶屋駅に戻る、というコースをぐるっとてくてく歩き。


立ち寄ったのは、ハンカチ屋さんとシュシュクルとふろむあーすという雑貨屋さん。カフェ・オハナにも寄ろうと思ってたんだけど今回は見送り。一人で歩く時ってあんまり飲食店に入らない癖があって、飲食店は見送り対象になりやすい。
でも立ち寄った店以外にも、美味しそうなパン屋さんとか、アンティークショップ併設のカフェとか、テナントではよく見るけど路面店は初めて見たチーズケーキファクトリーとか、住宅街の中にぽつんと現れる京つけもののお店とか、すごく小さな手作りケーキのお店とか、ラスクのお店とか、ライブハウスに向かう道沿いの手巻き寿司・いなり寿司のお店とか、エコー仲見世商店街のテイクアウト点心のお店とか、気になるお店がいっぱいあった。あと、ローソンと100円ローソンが道を挟んで向かい合ってるとことか、おもしろい~。


ハンカチ屋さんは「H Tokyo」というメンズハンカチのお店。メンズだったのねー、あんまり気にしないけど。
お店入ろうと思って、押しても引いてもドアが開かなくて四苦八苦してたら、中から店員さんが横に引いて開けてくれた。引き戸だったのね~というオチ。姉さんに話したら「お前古典的過ぎる~」と笑われた(泣)
良いハンカチが並んでいて、欲しいなって思うのも何枚かあった。けど、素材も作りも良い分お値段もそれなりでプレゼントに最適って感じ。でも、自分用にリネンの紫のが欲しいなぁ(悩)


「やきがしやシュシュクル」は、小さくて可愛くて感じの良いお店。美味しそうなのがいっぱいあって目移り~、してたら冷たいお茶貰った。ごちそうさまでした。


エコー仲見世商店街の中にある「地球雑貨ふろむあーす」はカフェ・オハナの姉妹店で、フェアトレードとかオーガニックとかの商品を扱ってるお店。狭い中に食品や化粧品・洗剤・衣料品・アクセサリー・本・CDなどなど、いろんな商品が詰め込まれてて面白かった。


三軒茶屋、面白い町だ。また歩いてみよ~。


空一面のうろこ雲も見た。秋だなぁ。ようやく体の調子も良くなってきた。


2010年8月3日火曜日

迎賓館に行ってきた。

姉さんは建築が好きだ。なので一般人は滅多に入れてもらえない、赤坂離宮・迎賓館の一般参観に応募していた。毎年、一定の期間、応募者の中から抽選で当たった人だけ、迎賓館の中を見せてもらえるのだ。しかも、建物内は撮影禁止、外だけ撮影OK。身元の確認できるものを持って行かなきゃならないし、空港みたいに手荷物検査もされる。建物内では、必ず絨毯の上を歩くように注意されるし、柵から出ちゃいけない。さすがに厳重。


迎賓館のサイト http://www8.cao.go.jp/geihinkan/




日本ではまず、余所ではお目にかかれない「本物の」宮殿建築。
豪華だわ~、細部まで手が込んでる。
そして国宝の七宝焼で描かれた30枚の花鳥画。
すごい精緻な絵で、すごい綺麗。
ただ、柵の中からしか見られないから反対側の壁に飾られてるのは、とても見難い!私の視力では無理がある(涙)
広間に置かれた椅子なんかは、すっごい座り心地良さそう。見るからにクッションふかふか~。当然ながら、座れないけど。
庭から見る宮殿や木々の向こうに、にょきにょき生えてるビルが、なんだか異様。



昨日は曇り空で、わりと涼しかったから、過ごしやすかったのも良かったな。
帰りに四谷の鯛焼きで有名な「わかば」によって、さすがに鯛焼きっていう気分ではなかったから、代わりに氷アズキ。氷をこぼさずには食べられない~(笑)美味しかった♪
涼しくなったら、鯛焼き食べに行こ。


2010年7月22日木曜日

湯沢英治・写真展「REAL BONES」を見てきた。

目黒川沿いをてれてれ歩いて、辿り着いたジィオデシックは白い外壁のかわいい建物。窓から見えたお店のロゴに気付かなかったら、通り過ぎてしまうところだったかも。大きく重そうなドアにちょっと怯みつつ、恐る恐るドアを開けてみるとお店の方が声を掛けてくださって一安心。


お店の中は天井が高く、個性的な展示ケースに綺麗なアクセサリーが並べられていて、あと、サボテンとサボテンの為の小さくカラフルなガラスの鉢も置いてあった。フロア中央のガラスの台は、湯沢さんを紹介するスペースになっていて、紹介された雑誌のページが開いて置かれていたり、写真をプリントしたポストカードなどの商品が置いてあったりした。フロアの奥の壁際が展示スペースになってはいるものの、写真パネルはそこだけでなく、フロアの壁のあちこちに大小のパネルやポスターが飾られていた。


平日の昼ということもあってか私一人しかお客はいなくて、独り占めでのんびりと写真を満喫。
白熊の写真は、実は先日に図書館にあった「BONES」を見て野毛山動物園のものではないことを確認していた。けれど、パルコとミッドタウンで見ているので、なんだかやっぱり再会の気分。このホッキョクグマの頭蓋の写真は、骨の写真達の中でもリーダーみたいな雰囲気がある、と思う。
カモノハシは生きているのを見てもなんだかユーモラスなのに、骨になってもそのユーモラスな表情が変わらないことが、なんだか可笑しかった。
それにしても私はどうも鳥の骨が気に入りらしく、今回お気に入りの1枚はコンドル。そして、フラミンゴのクリアファイルも買っちゃったり。


ジィオデシックにはちょっとしたカフェスペースもあって、自分一人なのをいいことにアイスレモネードを注文して、椅子に座って冷たいレモネードをのんびり飲みながら、しばらく「ぼんやり」と写真を眺めていた。レモネードはハチミツの香りで美味しかった♪添えられていた2粒のキューブクッキーも♪


とはいえ、写真を見に行ったのに、周りにある綺麗なヒカリモノの方に目がいってしまう~。
ジィオデシックのデザインは動植物などの自然物や物語のモチーフのものが多く、シンプルなものからゴージャスなものまで色々。しかも、とても小さな貴金属の粒が精巧なモチーフに加工してあったりする。こんな細工は絶対に大変な作業だ。そしてジィオデシックの商品は基本的に注文を受けてから製作するらしい。普段からあまりアクセサリーは着けないんだけど、実は嫌いじゃないんだ。こういうモチーフはむしろ、かなり好き。
でも、さんざん丁寧な説明をして頂いたにもかかわらず、蔦のうねって巻いた形のシンプルなリングに心惹かれたにもかかわらず、目の保養で終了。ごめんなさい。


そうそう、親切なお店の方には、湯沢さんが撮ったビジューの写真も見せて頂いた。白黒なのに(だから?)際立って見える輝きや、透明な石の質感とか、すごいなぁと思った。綺麗だったー。


贅沢な時間を、ありがとうございました。


7月2日(金)~7月28日(水) 9月8日(水)まで期間延長です♪
湯沢英治・写真展*「REAL BONES」
中目黒・メゾン*ジィオデシック1F「ブティック*ジィオデシック」


湯沢英治Official Site http://www.eiji-yuzawa.com/
ジィオデシック http://www.geodesique.co.jp/j-top-new.htm


つれづれな休日と感傷的心情

昨日はのんびり昼頃に家を出て、暑かったので眼鏡を外して歩いていた。そして途中のコンビニで水を買うのに眼鏡を掛けたのに、それを忘れて「眼鏡がない!」とカバンの中を探すという、古典的なことをしつつ、中目黒に到着。そして目黒川沿いをてれてれ歩き。


お菓子屋さんや、カフェのかき氷の看板に目を奪われながらも、ちょっと興味があったCOW BOOKSという本屋さんに寄り道。ジィオデシックでの「ぼんやり」に満足して、予定変更で行こうと思っていたカフェに行くのは取り止め。後の予定があったので、持ち歩く時間を考えて福砂屋のカステラ工場直売やヨハンのチーズケーキも、また今度。


で、ちょうど予定がかみ合ったので中目黒を出て飯田橋、ダニエルのヘブンライブへ。
ちょっと遅めに行ったので、もう始まってるかと思ったら、今から始めるとこだと言うので、結局最後まで聞いていくことができた。最新盤のCDも買った。5曲入り千円のミニアルバム、2曲のオリジナルと3曲のカバー。ライブ情報が書かれたプリントも1枚貰う。
場所が地下鉄とJRの駅との間の橋の上なので、演奏している側とは反対側の橋の端で聞いていた。


ギターの音と、行き交う大勢の人のざわめきと、
暮れていく空と、色とりどりの服と、
立ち止まる人と、邪魔っ気に早足で通り過ぎる人と、
正面でガッツリ聴き入っている人と、後ろでしばらく聞いて途中で立ち去っていく人、
一曲ごとにパラパラと降る拍手と、ポツポツと人手に渡っていくCDやチラシ。


そんな景色を目に映し、そんな音を耳に入れながら、ぷかりと浮いた心が別のことを思い巡らしている。
自分の所行を思い返して、溜め息をつく。今までの自分の所行を全て精算したって、何一つ+を残してはいないなと考えて、もういっそ黙っていてあげるのが親切ってもんじゃないのかと自分に言い聞かせる。言い聞かせている内は納得していない証拠だと分かっているから、また溜め息一つ。もし本当に私がそれに納得したら、きっと沈黙の内に全てを片付ける手配を整えて1日の内に変更を完了させるだろうから。まだ、時じゃないのか。とりあえず、8月中までは自分のことで少し忙しくなるから、棚上げしてておくことで落ち着ける。


そして周りの人を見る。皆がそれぞれの想いの中で、同じ音を聞く為に人波の中で立ち止まっている、その景色を眺める。最後まで聞いていった人はほんの数人だったけれど、その音を耳に留めた人は一体どのくらい居たんだろう。帰りの電車へ急ぐ人達の中にも。
「がんばってください」のたった一言は、一体どこいらまで届くのだろう。
そんな感傷に浸って帰った。


そして、そんな感傷を文字にしながら、
以前に自分の持つ全ての紙・ノート・筆記用具を捨ててしまおうとして、できなくて、棚上げにした時のことを思い出している。あの頃は、MOON CHILDのラストアルバム「POP AND DECADENCE」が持つ倦怠的雰囲気が好きだった。なので、そのアルバムの中の「自称ルースター男の懺悔」という曲が頭の中をグルグルしている。


2010年7月1日木曜日

湯沢英治・写真展「REAL BONES」が始まるよ!

近頃すっかりお気に入りの写真家さん・湯沢英治さんが7月2日~28日まで中目黒のコンセプショナルブティック*ジィオデシックで写真展をするそうな。
日本初?の新作・カモノハシの骨の写真もお披露目されるらしい。


いつ行こうかなぁ~、楽しみ、楽しみ♪
ホッキョクグマの頭蓋骨の写真も来るんだろうな。この写真はもう一度見たかったんだ。思い出したことがあるから。


写真集「BONES」に納められている写真の骨の中には、横浜の市立野毛山動物園(入園料無料!)が所蔵している標本がいくつか使われているらしいのだけれど。
昔、伯母が関内の辺りに住んでいて、夏休みに遊びに行ったりすると野毛山動物園や中華街や港の見える丘公園に連れて行ってくれたから、野毛山動物園のことは知っていた。でも随分前のことだから、覚えているのは暑さでダレていた白熊のことだけだ。その白熊だけがやけに印象に残ってた。でももう20年余りも昔のことだから、白熊の寿命がどのくらいかは知らないけれど、きっと今その白熊はいないと思う。


白熊=ホッキョクグマ


写真のホッキョクグマが野毛山動物園の標本とは限らないし、その白熊である可能性は全くもって低いんだけれども。
その記憶と写真がつながりを持ってしまったら、なんだか急に親近感が湧いてきたので。
たぶん違うだろうと思うけれど、でもなんか
もう一度、会ってみたいんだ。


7月2日(金)~7月28日(水)
湯沢英治・写真展*「REAL BONES」
中目黒・メゾン*ジィオデシック1F「ブティック*ジィオデシック」


湯沢英治Official Site http://www.eiji-yuzawa.com/
ジィオデシック http://www.geodesique.co.jp/j-top-new.htm
横浜市立野毛山動物園 http://www.nogeyama-zoo.org/

また、割れた・・・



小学生の頃に笠間の火祭りで買った、お気に入りの笠間焼きの湯飲み茶碗。ぽってりしたフォルムと釉薬の感じが好きで。
でも、お茶はあまり飲まないから歯磨き用のコップに使ってたら、洗面台の中に転がり落ちてフチが欠けて大きな亀裂まで・・・とほ(泣)
なんか去年から、長い付き合いのお気に入りが壊れていってる気がするよ・・・。


新しいお気に入りとの出会いを気長に待とう。


2010年6月23日水曜日

英語能力、求ム。

今日YouTubeで、クリシュナムルティの講話の動画を見つけた。


誰か私にリスニング能力をください。
字幕とか翻訳じゃ他人の感性がどうしても入ってしまうから、生のままで自分で理解したーい!
とほ・・・。


最近は自分のMySpaceアカウントでメッセージの遣り取りするのに、Yahooとかの自動翻訳を使い倒してるし。でも本来の意味通りの訳文を作るのに四苦八苦して、けっこう時間が掛かる。やっぱ、自分で書けるようにならなきゃ、かしら。


高校で捨てた英語の必要性を、今、切実に感じているー。


だって高校の英語の先生と相性悪かったんだよ~。
授業中に、授業進行を途切ってまでRとLの発音で10分ほども個人集中レッスンされた時には泣くかと思った。
あげく、「国語はあんなに成績良いのに、同じ語学の英語がどうしてこんなにできないの!」って、職員室で責められたし。


それでも、日本語訳するのは嫌いじゃなかったんだよ。激・超訳だったけど。パズルゲームしてるみたいで、面白かったから。結局、英語の成績には結びつかなかったけど。


ああ、もう。英語、厄介。


2010年5月13日木曜日

ぼやく

なんだか最近、自分のブログを放置気味。いかんなぁ。
やることが山積みだ。やりたいことも山積みだ。
書きたいことも。自分が言わなくてもいいや。ていう、悪い癖に流れ気味。


とはいえ、一段落。
まだまだ、山積はしてるけど、優先順位から一つずつ片付けていくしかない。


ああ、まとまらない文章。
何かアウトプットしたい気がするのに、
「何を」と「時間」と「集中力」が足りない。


2010年4月5日月曜日

桜のおもいで

今この季節、花の時期、が大好きだ。桜は特に好き。


この間のライブの日は風がとても強くて。帰りに近所の桜並木の下を通ったら、夜空をバックに桜の花が浮き上がって。太い枝もわっさわっさ揺れていて、とても綺麗で。並木の終わりまで、桜を見上げて歩いた。


毎年毎年、桜を見上げてきたけれど。なかでも、昔見た印象深い山桜の木がある。
実家の近所にある雑木林の道路際に生えていた山桜。
年が明けて間もなくの頃、土地の持ち主が長いこと放置していた雑木林の木をほとんど全部切り倒した。桜の木も、どんぐりの木も。根元近くから切り倒して、横たわった幹は枝を天に向けたまま、そのまま放置された。
あと2・3ヶ月したら花が咲く、そんな頃に切らなくてもいいのに。今年この桜は見られないんだと、残念に思った。


でも、桜は咲いた。


根っこから切り離されて、2・3ヶ月も放置されても。
天に向けた枝の先に、捧げるように花を咲かせた。


その姿は哀しくて、美しくて、羨ましかった。


たぶん、枝が道路にかかって車が通る邪魔になるとか、電線に引っかかるとか、そういう理由だったのだ。あの美しく大きな木々が切り倒された理由は。そんな理由、私には理解できないけれど。あの道には今は、桜は咲かないし、どんぐりも落ちてこない。でも今でもあの土地は雑地のまま、背丈ほどもある草と細い枝を伸ばした若木に覆われている。
だから、もしかしたら、またいつか。


2010年4月2日金曜日

また写真展~。

そんなわけで今回も、ライブ前にあちこちとほっつき歩いていたわけで。


青山界隈はなぜだか行ってみたいお店や場所が結構あって。その中から気になっていたお店2つと、丁度3月30日~4月4日まで開催中の石井ゆかりさん企画の写真展「星織」へ行ってきた。そう、また写真展(笑)


お店の一つは「COOK COOP」料理に関する本の専門店&カフェ。思ってたより小さいお店だったけど、良い雰囲気。
とはいえ本屋に行って、かりんとうを買って帰るというのはどうなんだろう、自分。
世田谷・升本屋の梅ザラメ。
でも、おいしかった。HP見たら升本屋さんは「酒のつまみにかりんとう」を標榜するお店だった。下戸でも良いですか?(笑)


次に行ったお店は「lisn 青山」京都に本店がある、お香のお店。
カウンターに並べられた様々な香りを1本から販売してくれる。しかも別売りで買うお香ケースは、次回持っていくとそれにまた買ったお香を入れてくれるのだ。
さすがにね、香料の塊といっても安いお香の合成的な香りとは違うよ、自然な感じがする。また行こうっと。


そして、ようやくギャラリー・ルデコへ。
山口達己さんの光に滲んだ色を写し取ったような写真や、相田諒二さんの陰の中に閃いた色を捉えたような写真と、石井ゆかりさんのテキストを堪能~。
写真を飾ったスペースのさらに奥に設えられた「雨を待つ図書室」には、ゆかりさん所有の本やこれまでの出版物の他にも、「愛する人に。」の未収録章を納めたファイルなどもあって、思わずじっくり読み耽ってしまいました。
短観プレゼントにも、しっかり応募。当たるといいなぁ♪


2010年3月5日金曜日

声に出して読む

ここ2・3日、なんだか朗読するのが面白い。


なんとなーく思い立って始めてみたけれど、黙読するのとはまた違った理解や発見があって。
以前一時期、「声に出して読む日本語」とか流行ったけど、なんか分かった気がした。


黙読では流し読んでしまっていた箇所が、やけに気になって何度も読み直してみたり。黙読の時は何も感じなかった文章の中に発見があって、読むのを中断してメモを取ったり。
自分一人だから、そんな風につっかえつっかえ読んでても問題ないのがいい。傍目から見たら変なヤツだろうけど、無いしな、傍目。

声として耳に入ってくるのと、目から入ってくるのとでは、情報が通る経路が違うからなんだろうな。
読んだのが手紙として書かれたものの本だというのも、あるのかな。


ちなみに読んだのは、石井ゆかりさんの「愛する人に。」と、J・クリシュナムルティの「しなやかに生きるために-若い女性への手紙」の、2冊。
クリシュナムルティは私の心の師匠。・・・師匠というのは違うか。先に生まれた人というそのままの意味での、先生。


2010年2月24日水曜日

小豆を炊く

この間、ふと「小豆を炊こう」と思い立った。
姉にそう言ったら、
「饅頭でも作ればいいのに」
って言われた。
でも「饅頭作るのは面倒だ」と思って。


代わりに作った、コレ。


関東風桜餅の遠い親戚みたいなモノ。
桜の塩漬けは使わないで、生地にはきな粉と白胡麻を入れた。生地、適当に粉混ぜて作ったけど上手く行ってヨカッタ。


それから、
餡と牛乳とゼラチンを混ぜて、冷蔵庫で冷やしておいた。
これも、分量適当にしちゃったけど、ちゃんと固まってヨカッタ。


ただ、餡がちょっと失敗しちゃったんだよね~。
それだけが残念。


2010年2月18日木曜日

雪解け

もうすっかり晴れて、今朝方の雪も溶けてしまったけれど。


雪を見て思い出して、ゆーちゅーぶで探した。


遊佐未森さんの「雪溶けの前に」。


他にも、「君のてのひらから」「シリウス」「僕の森」「靴跡の花」「東京の空の下」。好きだった曲が出てきたので、聴いてた。


そしたら、


何かの番組のエンディングテーマで昔好きでよく聴いていた、EPOさんの「百年の孤独」を思い出して、見つけて聴いて。


さらに、


Stone Age の「Yesterday's Child」を思い出して、また聴いた。バグパイプの音がなんか好きで買ったCDだったんだよなぁ。


最近はなぜだか昔のあまり楽しくない記憶を思い出すことが多くて、あまり良い気分じゃなかったんだけど、こういう忘れていた懐かしいものを思い出すのは、なんだか嬉しい。
今聴いても良い曲。


それから、


KUMAMIがオススメしてた阿部芙蓉美さんも聴いてみた。「Birthday」良い曲だね~。でも、「泣かないで」ってフレーズを聴くと逆に泣けてくるのはなんでだ~(苦笑)


そんな女声の曲ばかり聴いている、今日、お休みの日。


2010年1月29日金曜日

「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」展を見てきた

27日はライブの前に東京都写真美術館で開催中のこの写真展を観てきた。
去年から見に行こうと思っていたのだけれど、丁度KUMAMIが恵比寿でライブするというのでついでに行こうと楽しみに待っていたのだ。


木村伊兵衛さんとアンリ・カルティエ=ブレッソンさんは、同時代に活躍した有名な写真家。
テレビなどでその作品を何度か見る機会があって、興味があった。そんな見たことのある作品も展示されていて感激。伊兵衛さんの「上村松園」や「永井荷風」、ブレッソンさんの「サン・ラザール駅裏,パリ」や「サルトル」。「ココ・シャネル」や「横山大観」も格好良かったなぁ。


中でも気に入ったのは伊兵衛さんの「六代目尾上菊五郎、娘道成寺」。
花道の上、華やかな娘姿で立つ、その後ろ姿。
正面からのライトで浮かび上がるのは、客席から見上げ注目するたくさんの観客たちの眼。逆光で陰をおびる、その背。
そしてそれだけでなく、その絵のこちら側でカメラを構えて見つめる眼の存在感。
それら全部を合わせた、緊張感と臨場感。迫力・・・。


そんな感動の行き着く先が、
「こんなアングル、こんな感じで、ピアノを弾くKUMAMIの後ろ姿を撮ってみたい!」
だったというのも如何なものかと思わなくもないが、
でも、こういう風に「撮ってみたい」と感じたのは初めてだ。
そして、その日のKUMAMIの新曲のテーマが「背中」であったことにビビったというのも正直なところ。


トータルな感想としては、

伊兵衛さんの写真は、その場所、その人、その時代など、対象の中の普遍的な一瞬を、刻々と移り変わっていくタイムラインの中でなお変わることのない本質が光を放ってフィルムに写り込んだ一瞬を、ネガの中からすくい上げる。
静的な、定点観測カメラのような、まなざし。

ブレッソンさんの写真は、物語の挿絵のように一連に繋がる前後のストーリーまで想像しうるような、映画フィルムから一コマ抜き出したかのような、一枚の完成した絵。
動的な、映画撮影カメラのような、まなざし。


この二人はなんか、写し出そうとしているものはとてもよく似ているのに、全く正反対のスタンスを採ってるみたい。
伊兵衛さんは背景とかよりも写したい対象やポイント、「点」を重視している感じで。
ブレッソンさんは背景も対象も全部ひっくるめた、「面」を重視している感じで。
こうして並べて見せてもらえるのは、とても面白い二人だと思う。


でも平日だっていうのに、人が結構いて驚いたわ。


写真美術館では映画上映もしていて、今は「マザー・テレサ」のドキュメンタリーフィルムだった。ちょっと興味ある。
ただ写美のミュージアムショップは、ちと狭いなぁ。そして、写真美術館友の会に入ってしまおうかと、悩む。


それにしても、これだけ写真展にばかり足を運んでいるというのは、自分でも意外。これで「別に写真にばかり興味あるんじゃないんだからねっ」て言ったら、ある意味ツンデレか?おかしいな、他にも興味の対象はいっぱいあるんだけど~。


「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」
東京都写真美術館
2009年11月28日(土)~2010年2月7日(日)


2010年1月10日日曜日

写真三昧

昨日はお休み。出掛ける用事があったので、ついでに見たかった写真展をハシゴしてきた。
なにせ根が出不精なので、一つ出掛ける用事ができると他の事もまとめて片付けてしまおうとしてアレもコレもと詰め込んでしまうのだ。


まずは銀座。
リコーフォトギャラリーRING CUBE
写真展「SNAPS」へ。
http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/snaps.html


120名の人にリコーのカメラで写真を撮って1枚提出してもらうというコンセプトの写真展。湯沢英治さんが参加しているというので見に行ってみた。
出品していたのは、やはり骨。でも何の骨かは、全く分からず。唯一分かったのは頭の部分だという事だけ。置いてあった写真集で確認してみたら、鯛の骨だった。魚類は念頭になかったわ~、おもしろいなぁ。


そして様々な写真を120枚見て気がついたのは、
私、モノクロとか、一色のグラデーションとか、の写真が好きらしい。
あと、「生」の感じがするもの。
ということ。
そのことを姉さんに言ったら、
「昔からそうじゃん」
と、あっさり言われてしまった。
「写真に限らないよ」
「だから絵画より写真の方が好きでしょ」
「お前、リアリストだもん」
とも。
・・・返す言葉もございません。自分の事が一番よく解らない。





そして、新宿へ。
コニカミノルタプラザ
「宇宙から見たオーロラ展2010」
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010january/aurora/index.html


太陽から飛んでくる電子が、水素や窒素や酸素などと反応を起こして発生するらしいオーロラ。
でも単純に綺麗な自然現象を見たかっただけ~。


パネル展示が基本だったけど、フロアにはスクリーンやVTRがあって映像が流されていた。
あと、オーロラが活発になる時に宇宙で発生する電波の音を合成して録音したディスクも展示してあってヘッドホンで聴く事ができた。「鳥のさえずりのような音色」と解説にあったように、とても綺麗な音。でも鳥のさえずりという生物的な音と言うよりも、もっと楽器的な感じがした。
オーロラは綺麗だったけど、土曜日だったからカップルと子供連れで混み合ってたなぁ。


 地球はヴェールを振りたなびかせて踊る
 太陽から吹き付ける強い刺激から
 自らの身を守るため
 ひいては、地表の子らを守るため
 人はそれをオーロラと呼ぶ
 地球は回り巡り踊り続ける
 美しく躍動するその身の熱で
 宇宙からの塵を焼き落として
 自らの身を守るため
 ひいては、地表の子らを守るため
 人はそれを流星と呼ぶ


この展示を見た私の頭には、そんなイメージが浮かんだ。




「FRANS・LANTING 写真展 Our Living Planet」
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010january/lanting/index.html

オーロラ展の隣のフロアでこの写真展もしていたので、見てみた。
そしたら、とても良い写真だった!
その色彩も、ユーモアのある景色の切り取り方も、美しくて、好みだ。
どうやらこのフランス・ランティングさんは、とても有名なネイチャーフォトグラファーであるらしい。
展示されていた、
水から目のとこだけ出したカエルの正面とか、
海鳥の横顔の不遜な表情とか、
猫科の動物の狙い定めた眼の正面アップとか、
好きだわ。





そんな写真三昧の日だった。


和菓子三昧


姉さんが神楽坂方面に出掛けたついでに色々和菓子を買って帰ってきた。ので、試食会。


○東京 千鳥屋 http://www.chidoriya.com/index.html
・生姜饅頭
てっぺんに生姜のかけらが乗った小さなおまんじゅう。こしあんに生姜の風味が効いてた。

・千鳥饅頭(白餡・黄身餡)
固めの生地に包まれた、堅めでホロホロしたこしあんのおまんじゅう。シンプルな材料だけど、甘さも焼き方もしっかりしてるので割と日持ちしそう。お土産に良さ気な感じ。



○まかないこすめ・おやつ部 http://www.e-makanai.com/
・弁えのある、どらやき
「わきまえ」があるというどらやきは、滋味豊かで素朴な味。材料にこだわっているらしく、白砂糖不使用。甘みがうっすーいので、素材の味がよく分かる。体に優しい感じ。


○和菓子処・清水
はじめ、包み紙を見たとき店名が読めず四苦八苦。
でも、しっかりとした砂糖の甘さの昔ながらの手作り和菓子といった感じで、何と言っても「あんこ」が美味しい!
幸せを感じるお菓子だ~。もしも羊羹があったら、食べてみたいなぁ。

・柚子饅頭
歯切れのいい餅と、とろける柔らかさの白餡、そのどちらにも刻んだ柚子が練り込まれている。香りが、とても良い。

・きんつば
きんつばは四角いイメージだったけど、これは小ぶりの丸。控えめに黒糖の香りがする美味しい小倉餡。これ好きだ~。

・どらやき
しっかりと甘い、生地と粒餡。「牛乳ください!」と言いたくなるような、昔ながらの基本の味。小ぶりだけれど、どっしりしていて、1個で十分満足できる。

2010年1月4日月曜日

初詣

3日にようやく初詣に行ってきた。


その時に駅前を通りかかったら、
画材屋さんのシャッターに張ってあった年始の挨拶。




さすが画材屋さんだけあって、上手い。
そのうえ、かわいい~。


思わず、撮っちゃった。


2010年1月2日土曜日

Hello2010

また真似っこ~。
というわけで、皆さま、新年明けました。おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


この年末年始、26日のKUMAMIライブを振り返っていて気付いたことがあったり、元旦からKUMAMIがブログの更新をするという、ビックリが続いていてなかなか楽しいです。この流れはつまり、今年一年もまたこんな感じでゆる~んとKUMAMIを応援していくという前触れでしょうか。


このブログの在り方に少し迷いがあったりもしましたが、安定供給(笑)を喜ばれたり、支えと言って頂けるのはとても嬉しいです。色んな方に、こんなブログにアクセスして頂けるということが、私の支えです。
どうもありがとう。


今年一年が皆さまにとって充実した一年になりますように♪