2012年最後の更新に、ふと思いつたことを書き置いておこうと思う。
まだ浅い考察だけれども。
愛って、いうもの。
私は一つのエネルギーの形や一つの方向性を持つものとして認識しているけれども。
その愛を伝える愛情表現となると、十人十色・千変万化、それぞれの人の数だけある。
だから、どうやったて人は自分なりのやり方でしか愛を表現できなくて、愛せなくて。
また、自分の方法を愛として認識しているから、ほかの人のやり方が愛として認識できなかったり、受け入れられなかったりする。
だけど、みんな自分の愛情表現をたくさんの人に受け入れてほしいと思ってるんじゃないだろうか。
でも、どんな表現でもたくさんの人に伝えるとなると技術や経験が必要になってくる。
それは愛情表現も例外じゃないと思う。
そのために、親だったり、兄弟だったり、友人だったり、子供だったり、恋人だったり、奥さんだったり、旦那さんだったり、といった安心できる人たちを相手に、自分なりの愛情表現を試行錯誤して練習して学んでいくのだと思う。お互いに試行錯誤して学びあっているのだと思う。
たくさんの人の表現方法を知ったり、自分の表現方法の稚拙な部分と正面から向き合ったり、心痛めたり温めたり、を繰り返して磨きをかけて。
そうして表現方法を洗練させていって、よりたくさんの人とつながったり、たくさんの人に届けたりできるようになるんじゃないだろうか。
一人では、一足飛びには、行けないんだろうと思う。
そして無頓着でいれば、子供の表現方法しか知らないまま大人になってしまうのだろう。
そんなことを考えてみた年末でした。
それでは今年はこれまで。皆さま、良いお年を。
2012年12月29日土曜日
2012年12月10日月曜日
高砂淳二さん写真展・二本立て
もうだいぶ経っちゃったけど、月初めの頃に高砂淳二さんの写真展を見に行ってきた。
ひとつは新宿のコニカミノルタプラザで開催されている、
特別企画展「そら色の夢」
色とりどりの空の写真や映像作品が展示してあった。
ユウニ塩湖で撮影された、空を鏡写しにした写真は不思議な美しさで。
何より見たかった大きな星空の写真パネルは、空と塩湖に広がる星粒が、まるで宇宙に放り出されたみたいな浮遊感。とても好きな感覚。
高砂さんの写真の色彩は本当に、写真に切り取られても、その空間にあった情報をほとんど損なわずに保っているように思える。エネルギーのようなものを。
見に行った日はトークイベントがあったので拝聴したら、なんだか不思議な気分になった。
高砂さんは虹をテーマに追いかけて世界中を旅しているせいか、現地のネイティブの人たちと出会うことが多いようで。話の中にもネイティブハワイアンやネイティブアメリカン、ネイティブカナディアンの人たちが出てきて。
昔からネイティブアメリカンに興味を持って本を読んだりしてきたけれど、最近はすっかり縁遠くなっていたことに思いがけず気付かされた。写真や高砂さんに興味を持ったのは全く自分にとって新しい流れだったはずなのに、こんなところで昔の自分の流れに再会したことに驚いた。
高砂さんの写真には自分の根っこに触れる何かがあるのかもしれないな。
もうひとつは、もうおわってしまったけれど、京橋にあるISLAND GALLARYで開かれていた、
ベストセレクション写真展「夜の虹の向こうへ」
こちらは新しく発売されたエッセイ集「夜の虹の向こうへ」に合わせて開催されたもので、私はこの本をコニカの方で買ってサイン貰ってきた。正月に実家に帰った時に、じっくり読むつもり。
ここで一番魅かれた写真が、大きな木の写真だった。
パネル自体は小ぶりのものだったけれど、木の大きさはかなりのものに思えた。ほんとに木ってすごい生き物だなと思う。
夜の虹はハワイでは「最高の祝福のしるし」と言われているらしい。
私にも祝福のお裾分けがあるかな。そして運んでいけるかな。つぎへ、そのつぎへ。
ひとつは新宿のコニカミノルタプラザで開催されている、
特別企画展「そら色の夢」
色とりどりの空の写真や映像作品が展示してあった。
ユウニ塩湖で撮影された、空を鏡写しにした写真は不思議な美しさで。
何より見たかった大きな星空の写真パネルは、空と塩湖に広がる星粒が、まるで宇宙に放り出されたみたいな浮遊感。とても好きな感覚。
高砂さんの写真の色彩は本当に、写真に切り取られても、その空間にあった情報をほとんど損なわずに保っているように思える。エネルギーのようなものを。
見に行った日はトークイベントがあったので拝聴したら、なんだか不思議な気分になった。
高砂さんは虹をテーマに追いかけて世界中を旅しているせいか、現地のネイティブの人たちと出会うことが多いようで。話の中にもネイティブハワイアンやネイティブアメリカン、ネイティブカナディアンの人たちが出てきて。
昔からネイティブアメリカンに興味を持って本を読んだりしてきたけれど、最近はすっかり縁遠くなっていたことに思いがけず気付かされた。写真や高砂さんに興味を持ったのは全く自分にとって新しい流れだったはずなのに、こんなところで昔の自分の流れに再会したことに驚いた。
高砂さんの写真には自分の根っこに触れる何かがあるのかもしれないな。
もうひとつは、もうおわってしまったけれど、京橋にあるISLAND GALLARYで開かれていた、
ベストセレクション写真展「夜の虹の向こうへ」
こちらは新しく発売されたエッセイ集「夜の虹の向こうへ」に合わせて開催されたもので、私はこの本をコニカの方で買ってサイン貰ってきた。正月に実家に帰った時に、じっくり読むつもり。
ここで一番魅かれた写真が、大きな木の写真だった。
パネル自体は小ぶりのものだったけれど、木の大きさはかなりのものに思えた。ほんとに木ってすごい生き物だなと思う。
夜の虹はハワイでは「最高の祝福のしるし」と言われているらしい。
私にも祝福のお裾分けがあるかな。そして運んでいけるかな。つぎへ、そのつぎへ。
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