2013年11月10日日曜日

写真展「植田正治のつくりかた」に行ってきた


「生誕100年!植田正治のつくりかた」
2013年10月12日(土)~2014年1月5日(日)
東京ステーションギャラリー
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/


9日に、この写真展を見に行ってきた。

植田正治さん。好きな写真家さんで、有名な方だから方々でよく写真展が開催されるので、いける範囲でちょくちょく足を運んでいる。
今年は生誕100年ということもあって、この後は恵比寿の写真美術館でも写真展の開催が控えていて楽しみだ。


今回の写真展を見て思ったことは、
絵画的な画面構成や手法、感性で作為をもって撮られた演出写真に定評のある写真家さんではあるのだけれど。
私は何よりこの写真家さんの、家族や近所の子供たちや地元の風景へ向けるまなざしが好きなんだなぁということだった。


娘さんの作文とともに飾られた家族写真は、なんとも微笑ましかった。


そして、晩年に撮られたという花の写真。
実際に見て触れても美しい素肌的でひんやりとなめらかな花びらの質感が、本当に生々しく写し取られていると感じた。


展示の最後に飾られた3枚の写真には、何とも言えない寂寥感を掻き立てられ。
一番最後のパネルに書かれた、亡くなる数日前に撮られたものらしいという説明に、数歩戻ってもう一度じっくり見なおした。


写真を愛し、写真することを心から楽しむ。
それは本来の意味でのアマチュア精神。
『amateur(アマチュア)とは「愛する人」という意味のラテン語 amator(アマートル)が語源』
それそのもの、といった人となりを感じる写真展だった。


そうそう。
あと、ファッショングラビアやCDのジャケット写真やPVの撮影など、そのチャレンジ精神も好きなところのひとつかもしれないな。
展示ではスクリーンにPVが流されていた。いきなりロックが聞こえてきて、ちょっと驚いたけど。




ARBの「After'45」のPV



福山雅治「HELLO」のCDジャケット


どちらを見ても、植田さんらしい。


2013年9月9日月曜日

高砂淳二写真展「地球はたからもの」

だいぶ書くのが遅くなってしまったけれど、このブログは行動記録でもあるので書いておきましょ。

高砂淳二写真展「地球はたからもの」
http://www.muse-tokorozawa.or.jp/event/detail/20130820/
2013年8月20日~9月1日
所沢ミューズ

同じ埼玉でありながら、なんて遠いんだ所沢。
というわけで、初・所沢。航空公園駅。

行った日は午前中雨天で、会場はとても閑散としていた。
100点ほどの作品をほぼ独り占め状態で見られたのは贅沢。

何度か見ている作品もあれば、写真集やポストカードでしか見てなかったものもあり。

いつ見ても高砂さんの写真は微笑ましくて、心が軽くなる。

イルカのジャンプしている写真を見ていて、
ふと、イルカも空に憧れることはあるのだろうかと思った。
あるいは宇宙を夢見ることは。
夜空の星を見ることはあるのだろうか。

イルカの生態はよく知らないから、もしかしたら視力はあまりよくないのかもしれないけど。

何を思ってイルカは、あんなに空高くジャンプするのだろう。

大気を泳ぐイルカとして生きたらおもしろいかな。


2013年6月9日日曜日

写真展「地球の夜 ~空と星と文化遺産~」を見てきた。

浅草橋の後、新宿線に乗ってコニカミノルタプラザの写真展、
「地球の夜 ~空と星と文化遺産~」
「星空を世界遺産に~ニュージーランド テカポ展~」

を見に行った。

3つのフロア全て星空で埋め尽くされていた。

写真に付けられたコメントの一つに、「暗いのと黒いのは違う」みたいなことが書いてあって、「たしかに」と思った。
夜の時間は深夜だけじゃない。深夜でも夜空は決して黒幕のように黒くはない。
色も光もあり、夜空が持つトーンがある。

「星空を世界遺産に登録しよう」というテカポの人たちの活動や、
“The World at Night”(TWAN)という国際プロジェクトの“One People, One Sky”(人類はひとつ、空もひとつ)というスローガンのもと、世界各地の名勝や文化遺産を前景とした星景写真に込められた「夜空によって世界がひとつになる」という平和のメッセージ。

こういった活動は初めて知ったけど、プラネタリウムを持つコニカミノルタだからこその展示だなぁと感じた。

そこでふと思い出したのが子供の頃に図鑑が好きで、家にあった宇宙や鳥や虫や魚の図鑑を飽きるほど眺めていたことだった。
それが今、「写真を見るのが好き」という行動の基になっている気がした。


「自然の造形美展~Nature Art Exhibition~」を見てきた。

土曜日に「自然の造形美展~Nature Art Exhibition~」を見てきた。

「宙 -sola-」という植物をアクリルキューブに閉じ込めた作品あって、以前からネットでは見たことがあったのだけれど、実物がどんなものなのかを見てみたくて足を運んでみた。

ネットで見たときから気になっていたタンポポの綿毛をアクリルキューブに入れたものは、やはり綺麗だったな。なんであんなに丸っと閉じ込められるのか不思議。

他にも花や種子のバージョンや、鉱石や化石のバージョンもあった。
基本的に正方形だけなのかと思っていたけど、他にも色んな種類の桜の枝を長方形の大きめのアクリルキューブに閉じ込めたものも展示されていた。
風に乗る種子を集めたブロックもあったな。

あとホウガンヒルギというマングローブに生えている木の実が、パズルのように21個の形もバラバラに分かれるものを、アクリル板で支えるようにして球体の状態に展示してあったり。

学術展示もこんな風に見られたら面白いしオシャレだろうなぁ。
6面方向から何の邪魔もなく壊れる心配もなく、じっくり眺められるってすごいと思う。
そのままを空気中で保存したら、劣化も風化も色褪せも免れないし。
眺めるにしたって、支える指で隠れてどうしたって全体を見ることは難しい。

まるでパソコン画面の中の3D画像を六面体に切り出した、みたいな感じ。



他にも、鉱物標本をギフトボックスみたいなシンプルな白い小さな箱に入れたものや、ウニの殻を置くためのキノコ足のホルダーとか、好きな人はコレクションしたくなっちゃうだろうなぁというものがあった。

なかなか何個も買いそろえるのは難しいかな、という印象。

ふと、一定期間レンタルして飾って眺めて返却したら次は別の種類のを一個レンタル、みたいなことができたら面白いかな、と思った。難しいか。


http://gallerykissa.jp/nature-art-exhibition/


その足で、「アトリエとキッチンのマルシェ」にも立ち寄ってみた。
手作り市のようなイベント。やっぱりおもしろいなぁ。いろんな人のいろんな作品。
すぐには買えなくても、そういう事をしている人やそういう物を作っている人がいるということを知っていれば、何かの時に思い出す引出しになるし。
動物ステッカーやお菓子など、軽めでお手軽なものを買った。
http://1x3x1.jp/131marche/eventdetail/


浅草橋周辺はホント面白い街だなぁ。何か創ってみたくなる街。


2013年6月5日水曜日

どこでもスローライフ

けっこう昔から好きで読み続けているブログがいくつかあって。

その中の一つが、
ニューヨーク・スローライフ http://blog.nyslowlife.com/
というブログ。

ニューヨーク在住のブログ主・よっちゃんのスローライフがテーマのブログ。
料理やレシピなど食に関することが話題の中心だけど、他にも生活全般を日記的に綴られている。

スローライフの食といっても、ガッチガチの食餌療法的なものではなく、もっとゆるやかな感じで。
その食品がどこから来たのか、何が入っているのか、どんなふうに作られているのかが、明瞭な健康な食品を無理し過ぎないで美味しく食べていこうよ。
といった雰囲気。
雰囲気は緩やかだけど、ブログ主さんはきちんと自然食の料理学校 Natural Gourmet Institute For Health & Culinary Arts を卒業されているので基本はしっかり。

いつもブログにアップされる料理の写真が美味しそうなんだな。
そしてずっと挑戦してみたいと思いながら、なかなか作れないでいるのがカシューナッツのクリーム。生のカシューナッツを気軽に買うってことがなかなかないからなぁ。

で、なんで今頃そんなことを書いたかといえば。
懐がぬくかったので、以前発行された著書をようやく買ったからなんだね。

ブログをギュッと凝縮したような本かな。
レシピはやっぱり、ネットより本の方が見易いと思う。うん。


やっぱ、こういうのが好きなんだなぁ、私。
と、感じてしまった。

エコロジーとかサスティナブルとかオーガニックとかスローなんちゃらとか、つまりそういう思想からくる行動や物。
まあ、トレンドやブーム用に付けられた名前とか本当はどうでもいいんだけど、まわりくどい説明をスキップするにはちょうどいいか。

興味のない人には全く興味がないことなんだよね。こういうことって。
姉妹でもぱっかりと興味のあるなしが分かれるし。
それはそれでいいと思ってるんだ、無理強いすることではないと思ってるから。

でもきっと私の周りには今後こういうものが増えてくる、という予感。
どんな風に生きるか、の最初の一歩。
それを示すのが、私にとっての本というもの。
だから本棚の本のラインナップで今の自分が見えてくる。
今、本棚の本が相当入れ替わっている。おもしろい。