2009年7月16日木曜日

ルネ・ラリック展を見てきた

ルネ・ラリック展
2009年6月24日~9月7日
国立新美術館


ポスターなどで宣伝されていた綺麗な「ケシのハットピン」を見に行ってきた。
とても繊細な作品が多くてどれもとても綺麗だったけど、芸術品というよりは良い意味で商品だなと思った。使われることに意味がある物という感じがした。
パンジーのブローチとか、枯れ葉のブローチとか、リンゴの花のティアラとか綺麗だったな。
感心したのは、サラマンダーのブローチ。火竜の纏う炎が青白く彩色されていた。高温の炎が赤くないことを知ってないと、付けられない色。


できるなら、アクセサリーの展示にはすべて、マネキンを使った本来の使用方法で身につけられた写真でもあったら良かったのに。マネキン、あるにはあったけど、もっと欲しかったな。特に「雄鶏の頭のティアラ」なんかは頭上に飾られた時どう見えるのか、興味ある。
後、もう少し展示の中かパンフレットで、時代や歴史、作家の人生とかの時間背景を軸とした詳しい説明があると助かるのにな。
と、一緒に行った姉と話した。


綺麗なものを見るという点では、眼福。