昨日はお休み。出掛ける用事があったので、ついでに見たかった写真展をハシゴしてきた。
なにせ根が出不精なので、一つ出掛ける用事ができると他の事もまとめて片付けてしまおうとしてアレもコレもと詰め込んでしまうのだ。
まずは銀座。
リコーフォトギャラリーRING CUBE
写真展「SNAPS」へ。
http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/snaps.html
120名の人にリコーのカメラで写真を撮って1枚提出してもらうというコンセプトの写真展。湯沢英治さんが参加しているというので見に行ってみた。
出品していたのは、やはり骨。でも何の骨かは、全く分からず。唯一分かったのは頭の部分だという事だけ。置いてあった写真集で確認してみたら、鯛の骨だった。魚類は念頭になかったわ~、おもしろいなぁ。
そして様々な写真を120枚見て気がついたのは、
私、モノクロとか、一色のグラデーションとか、の写真が好きらしい。
あと、「生」の感じがするもの。
ということ。
そのことを姉さんに言ったら、
「昔からそうじゃん」
と、あっさり言われてしまった。
「写真に限らないよ」
「だから絵画より写真の方が好きでしょ」
「お前、リアリストだもん」
とも。
・・・返す言葉もございません。自分の事が一番よく解らない。
そして、新宿へ。
コニカミノルタプラザ
「宇宙から見たオーロラ展2010」
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010january/aurora/index.html
太陽から飛んでくる電子が、水素や窒素や酸素などと反応を起こして発生するらしいオーロラ。
でも単純に綺麗な自然現象を見たかっただけ~。
パネル展示が基本だったけど、フロアにはスクリーンやVTRがあって映像が流されていた。
あと、オーロラが活発になる時に宇宙で発生する電波の音を合成して録音したディスクも展示してあってヘッドホンで聴く事ができた。「鳥のさえずりのような音色」と解説にあったように、とても綺麗な音。でも鳥のさえずりという生物的な音と言うよりも、もっと楽器的な感じがした。
オーロラは綺麗だったけど、土曜日だったからカップルと子供連れで混み合ってたなぁ。
地球はヴェールを振りたなびかせて踊る
太陽から吹き付ける強い刺激から
自らの身を守るため
ひいては、地表の子らを守るため
人はそれをオーロラと呼ぶ
地球は回り巡り踊り続ける
美しく躍動するその身の熱で
宇宙からの塵を焼き落として
自らの身を守るため
ひいては、地表の子らを守るため
人はそれを流星と呼ぶ
この展示を見た私の頭には、そんなイメージが浮かんだ。
「FRANS・LANTING 写真展 Our Living Planet」
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010january/lanting/index.html
オーロラ展の隣のフロアでこの写真展もしていたので、見てみた。
そしたら、とても良い写真だった!
その色彩も、ユーモアのある景色の切り取り方も、美しくて、好みだ。
どうやらこのフランス・ランティングさんは、とても有名なネイチャーフォトグラファーであるらしい。
展示されていた、
水から目のとこだけ出したカエルの正面とか、
海鳥の横顔の不遜な表情とか、
猫科の動物の狙い定めた眼の正面アップとか、
好きだわ。
そんな写真三昧の日だった。