2011年2月15日火曜日

福岡に行ってきた。1/出発前

*思ったより長くなっちゃっいました[E:sweat02]


福岡ライブ、去年のうちは「行かないな~」って思ってた。
今年に入って、迷い始めた。で、もしどうしても行きたくなった時のために、とりあえず休みの予定を出しておいた。
そしたら、いつまで経ってもなかなか2月のシフトが上がってこない。最近はシフト作る人が変わって、何ともいい加減なシフトを作りやがるので、休みの予定を出してもシフトが上がってくるまで油断ならないのだ。
結局、シフトを確認できたのは30日。休みは取れていたが、すでに当日まで1週間を切っている。諦める、という選択肢を選ぶより先に、手が旅行サイトを検索かけて飛行機と宿の予約を入れていた。
そして、行くことは黙っていようと決めた。そのことに関しては、ライブレポの方に書いたからいいとして。


準備期間も少なくて、余り福岡のことを調べなかったけど、以前からもし福岡に行くことがあったら行ってみようと思ってたところはネットで調べてあったので、ザッと買ってきた地図にチェックしてった。


で、バタバタしてる内に前日になってて、荷造りして、寝しなに電話掛かってきたりしたけど、さっさと寝て、翌朝は3時起き。
4時半頃の始発電車に乗って羽田へ。京急の駆動音が独特で面白かったり。ターミナルのお店がほとんど閉まってて残念だったけど、目的は6時40分発スカイマーク。


実は飛行機、人生2度目。九州も2度目。
高校の修学旅行が九州だったのだ。あの時は、かなり駆け足で九州を一巡りした。
ただ、個人では飛行機も九州も初。


遠足気分で空港ウロウロして、案内されるままチケット受け取って。修学旅行の時にはさんざん金属探知に引っかかった眼鏡も、今回は問題なし一発スルー。

私、飛行機好きだ。

と、ライブ以外で一番テンションの上がった、この行きの飛行機で思った。今回一番意外な発見。


飛行機に乗り込んで窓の外を見れば、昇ってきたばかりの赤く真ん丸な太陽と真正面に向き合って。美しい、朝日。
滑走路を移動する機体は、ついには太陽に向かって飛び立つ。蝋ではなく金属でできたこの機体は、この高度程度じゃ溶けはしないが、羽のパーツのメカニカルな動きや重い金属の機体が上空に上がっていくというのは、仕組みは知っていても不思議な気分。
徐々に高度を上げていく時の体に伝わる感触、不安定に揺れる機体の、自由。快感かもしれない。
上層の雲の上まで抜ければ、朝日に照らされる雲の海の上。美しいな、ここは。
進んでるのかさえよく分からない景色。景色の流れに目を回して乗り物酔いするということは無さそうだ。気圧に影響されない体だったらもっと楽しめるだろうに、と思う。
そう、そこで思った。羽田を発ってすぐ窓から見えた、一つの視界に空と海。それは美しい景色だった。どうせなら、空も海も両方がいいよねぇ、選べないよ欲張りだからさ。
そのうちに、高度が下がっていく感覚。段階を踏んで下がっていって、雲の中へ。何も見えない暗い霞の中。二つ目の雲をすこっと抜ければ、羽の下には街のジオラマ。着陸の揺れは強い衝撃。羽の上に映る太陽も綺麗だった。


なんて書いちゃうくらい、手帳のページが1ページ埋まっちゃうくらい、子供みたいに飛行機にテンションが上がってた。


で、福岡に到着。


つづく