2018年6月11日月曜日

チーズ饅頭のこと

20年位前になるけど、山崎製パンの半生菓子の和菓子だったと思う。

チーズ饅頭

という商品があったんだ。

「桃山」ていう白餡の入ったおまんじゅうがあるけど。
あんな感じの生地に角切りチーズを餡の代わりに入れたような商品だった。
甘じょっぱく、癖になる味だった。

なぜかその商品は、上野駅構内のNEWDAYSでしか見かけなくて。
上京するたびに買って帰っていた。

一度などは、私が店内に入るのに続いて入ってきたサラリーマンが、まっすぐパン売り場へ向かう私の後を追うように歩いてきて、そこにあった2個のチーズ饅頭の内のひとつを私が取ったとたん、残る一個をさらうように持って行ったことがあった。

けっこう、人気のある商品だったんだと思う。
売り場に無いことも度々だった。

しかし、ある時を境にパッタリ見なくなった。

山崎製パンのHPを見ても商品情報は無く。
残念に思ったものだった。

たまに思い出して食べたくなるも、諦めていたのだけれど。
ようやく、その気持ちを解消することができた。

今年に入って、よく似た商品に出会ったのだ。

それは、シャトレーゼの「なめらかチーズ饅頭」。
もちろん、なめらかチーズのままでも美味しいが。
少し冷やして食べると、なめらかチーズが固まって、あの記憶のチーズ饅頭に近くなる。
飲み物が欲しくなる、あのモソモソ感もばっちりだ。

おかげで最近はシャトレーゼに行くたびに、ちょくちょく買って食べている。
うれしい、おいしい。

シャトレーゼ : https://www.chateraise.co.jp/