自分のブログだから正直に言う。
カフェラテに注がれるフォームミルクが嫌いだ。
フォームミルクが入るなら、カフェラテじゃなくてカプチーノだろ。
ていうツッコミはいらない。
分かってて言ってるから。
だからこそ、カフェラテを注文して泡だらけが出てくるのがイラつくのである。
カップの縁を、ふーっと吹いても泡が退かず、一口啜れば入ってくるのは泡だけ。
私は液体を飲みたいのだ。
さらにイラつく。
スチームミルクでも泡は立つ。
それは分かる。
だからこそ、それを避けるためにメニューにカフェオレを探すが大抵見つからない。
メニューにあるのは、どちらか片方だ。
だが稀に両方あることがある。
そんな時に、カフェオレを見落としてカフェラテを注文してしまうと自己嫌悪に陥る。
片方しかメニューに無いのは、そりゃそうだろうとも思う。
カフェラテ(カフェ・ラッテ)はイタリア語。
カフェオレ(カフェ・オ・レ)はフランス語。
本来同じものだ。
しかし、日本の喫茶店文化では違うものとして扱われているのも確かだ。
そして、大体の場合においてカフェオレの方には泡はない。
なら、泡無しを注文すればいいだろう。
そう思われるかもしれないが。
本来カフェラテにはそんなに大量の泡があるはずないのである。
しかし、そこを基準にすると店によっては泡を飲むことになるのである。
そう、泡の量は店によってまちまちだ。
この店のカフェラテは泡があるのか、ないのか。
そこから注文を始めなくてはならないのは、いささか厄介だ。
そして、賭けのように「カフェラテ」と注文するのである。
もし苦虫を噛み潰したような顔でズゾッとカフェラテの泡を啜る女が居たら、それは私かもしれない。